フローティングシール取付上の注意事項(2)

前回の記事ではフローティングシールを取り付ける際の注意点を簡単にご紹介しましたが、今日はさらに追加していきます。

フローティングシール取付上の注意事項(2)

1. フローティングシールを取り付ける前に、ジャーナル表面が粗すぎないか、傷がないか、特に軸方向に沿った長い傷がないかを確認します。ジャーナル表面が粗すぎると、オイルシールが損傷しやすく、シール性能が損なわれます。ジャーナル表面の分解が適切でないと、さらに深刻な鈍痕が発生し、オイルシールのリップとジャーナル表面がしっかりと嵌合できなくなり、オイル漏れが発生します。ジャーナルに金属バリしかない場合や軸端がバリがある場合は、オイルシールを取り付ける際にオイルシールを傷つけないようにヤスリで滑らかにすることができます。

2.オイルシールのリップに傷、亀裂、油汚れがないか確認してください。このような異常がある場合には、オイルシールを新品と交換してください。

3.フローティングシールリップの伸びや削れによる変形を防ぐため、専用の取付工具を使用しております。このツールがない場合は、まずジャーナルまたはシャフトヘッドに透明な硬質プラスチックフィルムの層を巻き、表面に少量のオイルを塗布し、プラスチックフィルムのシャフトにオイルシールをシールして、シールをシールします。均等に油を塗ります。ゆっくりとジャーナルを押し込み、プラスチックフィルムを剥がします。

フローティングシールを購入する必要がある場合は、お問い合わせ。掘削機の付属品、ローダーの付属品、ローラーの付属品など、他にも必要な場合は、お問い合わせください。


投稿日時: 2024 年 8 月 20 日